063045 ランダム
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空。

空。

空模様

見上げた空が 蒼いこと
随分 忘れていた気がした

アスファルトに増えていく染み
一つ また一つ 数えてみて
真っ黒になっていく
ぼやけていく
街灯の灯りに 照らされて
今が 夜だと教えられた

見上げた空が黒いこと
見慣れすぎて ほっとした

例え 涙が止まらなくても
離れた場所に居る あなたに
笑っていれば 気づかれなくて
最後まで この距離で
笑っていたの
私が 泣いているなんて思わないで

今は きっと 夜でしょう


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